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映画塾2009作品発表会によせて

しまね映画塾in大田/作品発表会によせて


 しまね映画祭から誕生した「しまね映画塾」。7回目の今年は9月20日から
22日の3日間、大田市波根町を主な舞台にして行われました。初の石見部での
映画塾でしたが、昨年同様に現場は残暑も吹き飛ばすほど熱気溢れるもので
した。年齢も職業も異なる人たちが数人でチームを組み、2泊3日の合宿で一本
の短編映画を作るユニークな「しまね映画塾」。今回この旗の下に集まった
塾生はキャスト部門を含め  人。応募総数45本の脚本の中から9作品が映画化
されました。このところ、関東、関西、九州圏からの参加者も増え、変化成長
していく塾の様は関係者の一人として感慨深いものがあります。
「映画をもっと知ろう」をキャッチフレーズに始まった「しまね映画塾」は
映画の学校でも、映画製作スタッフの養成の場でもありません。しかし完成
した一本一本の作品には、それに携わった人々の映画への熱い思いが込められ
ています。描かれた家族の絆、愛、友情、そして故郷の歴史。「しまね映画塾」
は私たちが日々忘れかけている大切なものを思い出させてくれる場かもしれ
ません。
 披露される作品には舞台になった町の美しい海と空、家並みがもうひとつの
主役として登場し、物語と共に2009年9月の光景が刻まれています。そのロケー
ションが時の記録として、長く残されたらと願う次第です。
 最後になりましたが、本編製作の多忙な中で指導頂いた塾長・錦織良成監督、
開催にあたりご尽力頂いた大田市文化協会、大田市民会館、大田市教育委員会、
中国電力株式会社並びにボランティアスタッフ他の方々に厚くお礼を申し上げ
ます。全撮影を終え、波根まちづくりセンターに集結した塾生の皆さんから
沸き起こった大きなお礼の拍手が耳に残っています。

しまね映画祭企画委員長  杉谷むね男



「しまね映画祭」のこころざし


しまね映画塾をお手伝いさせていただいて早や7年になる。手探りで始めた映画塾
撮影合宿も大田の皆さんの驚くほどのマンパワーに支えられ今年も無事に終えるこ
とが出来た。塾生の熱意もさることながら、サポートしてくださる地元の皆さんの
暖かい協力は今年も健在であった。本当にありがたい!それにしてもいろんな人た
ちに支えられている塾である。ここ何年か、この塾は島根だからこそ出来てるんだ
ろうと思うようになった。それは映画館がほとんど無い島根で「映画をみせたい」
「みたい」という想いを持って十数年間も上映会を運営してきたしまね映画祭の活
動の上に映画塾が誕生したからかもしれない。映画祭を支えてきた各地の運営スタ
ッフと県民会館の事務局スタッフ、それに地元のボランティアの皆さんとの繋がり
によって見事にサポート体制が作られ、熱さを持って支えられている。立場の違う
みんなの志(心)が一つになっているからこそであり、各地で健全なコミュニティ
が存在しているからこそ出来ることなんだと思う。二ヵ月半に及ぶ日本一長い映画
祭と五ヶ月にわたる映画塾の開催…こんなことが出来るところは滅多にない。
またこんなに熱く幸せな映画作りも滅多に無い。
18年もの間映画祭を支えて来られた多くの皆さんに改めて頭が下がる。

しまね映画塾塾長 錦織良成