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第96回キネマ旬報ベスト・テン第4位。
第32回日本プロフェッショナル大賞　2022年ベストテン1位、作品賞。
第27回新藤兼人賞　金賞　・・・など2022年の映画賞を席巻した話題作。

たのしいこともさびしいことも・・・。
あみ子が教えてくれるのは私たちが”かって見ていたはずの世界”

主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守るお父さん、
一緒に登下校してくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんのいるお母さん、沢山の人々に
見守られながら元気いっぱい過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋で無垢な彼女のまなざしは、
周囲の人々を困らせることも多く・・・。

圧倒的な存在感であみ子を演じるのは、オーデションで選ばれた新星・大沢一菜。
両親役には日本を代表する俳優である井浦新と尾野真千子。
大森立嗣監督作で助監督を務めてきた森井勇佑の長編監督デビュー作。
今村夏子の原作にはないオリジナルシーンを盛り込みながら、鮮やかに物語を紡ぎ出す。