イベント情報

～爆音上映とは～
今はなき吉祥寺バウスシアターを拠点に、2004年に産声を上げた爆音上映は、ライヴ用の音響システムを使い大音響の中で映画を見･聴く試み。
その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。
その画期的な面白さが広がり、現在は全国の映画館、公共施設、ライヴハウスなどにて開催されている。島根県では2020年以来となる4度目の開催となる。

【上映作品】
ブエナ･ビスタ･ソシアル･クラブ★アディオス（10:00／18:30　2回上映）

20世紀の終わり、世界中にキューバブームを巻き起こしたアルバム『ブエナ･ビスタ･ソシアル･クラブ』。
名匠ヴィム･ヴェンダースによる同名映画も、ミニシアター系ドキュメンタリーとして破格の大ヒットとなった。あれから18年、グループによるステージ活動に終止符を打つと決めた「アディオス＝さよなら」世界ツアーを決行。
ライヴシーンはもちろん、前作では使用されなかった秘蔵映像も交えながら、キューバ音楽の歴史とカルチャー、彼らのプロとしてのキャリアの浮き沈み、これまでのパーソナルな旅路やメンバーの死にも迫る…。
（2017年／110分／イギリス）

監督　　　　ルーシー･ウォーカー
製作総指揮　ヴィム･ヴェンダースほか

アメリカン･ユートピア(14:00 1回上映／定員 200人)

元「トーキング･ヘッズ」のフロントマンにしてグラミー賞受賞アーティストのデイヴィッド･バーンが2018年に発表した同名アルバムを原案とした伝説のブロードウェイ･ショーを、鬼才スパイク･リー監督（『ドゥ･ザ･ライト･シング』『ブラック･クランズマン』など）が完全映画化。
ピーター･バラガン監修の日本語字幕によって、バーンやその楽曲を知らなくても十二分にパフォーマンスを楽しむことができる。更なる進化を続けるデイヴィッド･バーンからの、混迷と分断の時代に悩む現代人の意識を揺さぶり“ユートピア”へと誘う物語であり、熱烈な人生賛歌。
（2020年／107分／アメリカ)

監督　スパイク･リー
製作　デイヴィッド･バーン、スパイク･リー
※『アメリカン･ユートピア』は上映契約により、定員200人で上映･販売となります。

【アフタートークイベント開催】
10:00、14:00の各回上映後に、爆音映画祭を主宰し、各作品の音響調整を手掛ける樋口泰人氏を招き、トークでも爆音の魅力に迫ります。
（各回ご鑑賞の方のみご参加いただけます）

【爆音が心配…という方へ】
「爆音」という言葉に抵抗を感じるかもしれませんが、音響のプロフェッショナルが作品や上映環境に合わせて繊細かつ精密に調整を行い、その映画の魅力を最大限引き出す上質な大音響によって映画を楽しむ企画です。
<前回開催時の来場者アンケートより＞
・むやみに大きな音が流れるのではなく、クリアに音声が聞こえ、ここぞという場面では迫力のある大音量で、映画に引き込まれた。貴重な体験だった（30代/男性）
・楽しみでもあり、音に耐えられるか不安でもあったが、歌の響きや音楽がとても素晴らしく安心した（50代/女性）
・同じ作品を通常の上映でも観ていたが、それ以上に感動した。体で音を感じることができた（50代/女性）

【新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのご案内】
・チケット購入時にご登録いただく情報(氏名･電話番号)は、感染発生の疑いが生じた際、保健所などの公的機関へ提供する場合がございます。
・マスクの着用、手指消毒などの感染症対策にご協力ください。
・ご入場の前に検温を実施します。37.5℃以上の発熱のある方は入場をご遠慮ください。
　発熱・咳などの症状、その他体調の優れない方はご来場をお控えください。
・託児サービス、ブランケット貸出は休止しています。
・お客様対応を行うスタッフはマスク、手袋などを着用しています。
・客席や手すりなどの共用部分には抗菌コーティングを行っています。
・場内は常時空調設備を稼働させ、適切に機械換気を行っています。

※感染症拡大状況などにより、公演の予定･詳細が変更となる場合がございます。
　ご来場時は事前に島根県民会館ホームページにて最新の情報をご確認ください。